この“卵が好きなキミが好き”は3月の旬な食材をふんだんに使い季節を楽しめ葉酸も一人当たり411μg入っておりこれから出産される女性の皆様に嬉しいレシピになっています。
まず、炭水化物の中で最も葉酸が高い食材が蕎麦ということで主食を彩り綺麗な茶蕎麦に決定した事から始まり卵を使った料理であまり魚が使用されてないという事で、蕎麦と魚を使った見た目にも身体にも美味しい物を提供しようということで意見が一致しました。
卵と魚という組み合わせに悩んだ結果卵のソースにすることでお互いの味を楽しめる事と、ソースだと沢山作ってしまっても色々な料理に使えて忙しい皆様にもお手軽に実践してもらえそうだという事でアイデアを出し合って決めました。
揚げ包みは副菜ながらもインパクトのある料理に仕上がり、割ってみるとインゲン豆の緑、人参のオレンジ、ひじきの黒に卵の黄身と白身が合わさった女性が好きな可愛らしい一品になっています。
しんたまごは2人分で9個使います。
一口茶蕎麦盛り
(2人分)茶そば 2束(100g)
いかなごのくぎ煮 25g
菜の花 10g
水菜 10g
めんつゆ(3倍濃度) 25㏄
かんぴょう(乾) 1g
刻みのり 少々
ごま油 大さじ1
油 大さじ2
◎A
しんたまご 5個
本だし 4g
片栗粉 4g
水 50㏄
◎B
片栗粉 小さじ1
水 75㏄
◎下準備
- かんぴょうを水につけて戻す
- お湯を沸かす
- Bを混ぜておく
- [A]を混ぜ合わせてフライパンに油をひき、丸い形の薄焼き卵を4枚作る。
- 沸かしておいたお湯で茶そばを4分ほど湯がく。湯がき終わったら水にさらす。
- めんつゆと[B]を鍋に入れとろみがつくまで火にかける。
- 2の水をよく切り、ごま油と3をかけ8つに分ける。
- 8つに分けた茶そばのうち4つを薄焼き卵の上に1つずつのせる。くぎ煮・菜の花をのせたもの、くぎ煮・水菜をのせたものそれぞれ2つずつ作る。薄焼き卵で包み、かんぴょうで上をくくる。
- 残った茶そば4つはお皿に盛り、くぎ煮・菜の花・錦糸卵・刻みのりをのせたものと菜の花を水菜にかえたものを2つずつ作る。
- お皿に盛り、完成。
たまごの揚げ包み
(2人分)すし揚げ 20g
塩 少々
コショウ 少々
◎A
人参 10g
インゲン豆 10g
芽ひじき 2g
鶏むね肉ミンチ 30g
◎B
土生姜 15g
めんつゆ 100㏄
水 400㏄
しんたまご 2個
- 芽ひじきを水で戻し、人参はみじん切りに、インゲン豆は小口切りにしておく。
- Aを混ぜ合わせ、塩・コショウで下味をつける。
- すし揚げをめん棒で数回たたき、側面に切り込みを入れる。
- 卵をボウルに1つずつ割り、卵白を少量[A]に混ぜ合わせる。
- 2を3の中に薄くしき入れ、口を爪楊枝でとめる。
- Bを鍋に入れ5と一緒に煮る。
- お皿に盛り、完成。
鯛と温野菜
(2人分)鯛の切り身 60g
金時人参 30g
大葉 2g
塩 少々
味噌 小さじ2(12g)
卵黄 2個
- 鯛に塩をまぶす。金時人参は輪切りにし型でくりぬく。
- 大葉をみじん切りにし、味噌と卵黄に合わせて混ぜる。
- 1に2をつけ、予熱したオーブン(180℃)で2分焼く。
- 焼きあがったら取り出しもう一度2につけ再度2分焼く。これをもう一度繰り返す。
- くりぬいた金時人参をゆがく。
- お皿に盛り、完成。
若竹汁
(2人分)ゆでたけのこ 30g
わかめ(乾) 30g
塩 少々
薄口醤油 小さじ1/2(3㏄)
木の芽 4枚
◎だし汁 300㏄
水 350㏄
昆布 3g
かつお節 6g
◎下準備
- 前日にだし汁を取っておく
- わかめを水に戻す
- たけのこは柔らかい穂先の部分を縦に薄く切る。
- 水に戻したわかめは茎を取り、2~3㎝の長さに切る。熱湯にさっと通す。
- だし汁で1を煮る。2を加え、塩と薄口醤油で味を調える。
- 椀に盛り、木の芽を浮かして完成。
ずんだ団子
(2人分)上新粉 70g
水 50㏄
枝豆(冷凍) 33g
上白糖 4g
上新粉をボウルに入れ、水を少しずつ加えながら耳たぶくらいの固さになるまでこねる。
- 固く絞ったさらしを蒸し器に敷き、そこに5~7個にちぎった生地を並べ約30分蒸す。
- 2を蒸している間に、下準備した枝豆と上白糖をミキサーにかけておく。
- 蒸しあがった生地をボウルに移し、熱いうちにめん棒でひとまとめに揉みこんでいく。手で触れるようになったら、手で揉みこむ。
- 生地がなめらかでもっちりとしてきたら、団子に丸める。
- 水に濡らした竹串に団子を刺す。
- 竹串を刺した団子に3を上にのせ、お皿に盛りつけて完成。
(1人分)エネルギー 1099kcal
たんぱく質 57.8g
脂質 50.4g
炭水化物 99.2g
葉酸 411μg
☆葉酸量は、葉酸と母子の健康を考える会の推奨マークのついた葉酸強化卵(可食部100gあたり葉酸量80μg以上)を使用した時の値です。